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構造としての語り

小森陽一著

(青弓社ルネサンス, 6)

青弓社, 2017.9

増補版

Title Transcription

コウゾウ トシテノ カタリ

Available at  / 86 libraries

Note

新曜社が1988年に刊行したものを増補した

解題「歴史の詩学」を求めて / 林少陽 [著]: p457-468

Description and Table of Contents

Description

欧文をモデルにしたある一定の文体が安定しようとするその同じ時期に、必ず“語り”の手法を基本にした表現が、単なる「反動」としてではなく、新しい表現状況と密接に絡み合いながら登場してきたことも、わが国の文学的「近代」の重要な特質である。

Table of Contents

  • 第1部 構造としての語り(近代小説と“語り”;近代的“語り”の発生;“人称”と“語り”の主体;“書く”ことと“語る”ことの間で;“語る”ことから“書く”ことへ)
  • 増補 百年目の『こころ』—言葉の時差のサスペンス

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