これが人間か : アウシュヴィッツは終わらない
著者
書誌事項
これが人間か : アウシュヴィッツは終わらない
(朝日選書, 965)
朝日新聞出版, 2017.10
改訂完全版
- タイトル別名
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Se questo è un uomo
アウシュヴィッツは終わらない : あるイタリア人生存者の考察
これが人間か : アウシュヴィッツは終わらない
- タイトル読み
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コレ ガ ニンゲンカ : アウシュヴィッツ ワ オワラナイ
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注記
旧版は1980年朝日新聞社刊「アウシュヴィッツは終わらない : あるイタリア人生存者の考察」
プリーモ・レーヴィ年譜: p275-280
内容説明・目次
内容説明
レーヴィがナチスのユダヤ人強制収容所から救出されたのは1945年1月27日。自宅に帰り着くとすぐに、彼は記憶を頼りに、本書の執筆にとりかかった。飢えと寒さ、不潔な寝床、病い、そして死にゆく人々…。過酷な強制収容所での生活が非常に緻密に、きめ細かく記されている。ものを考えることが死につながるほどの極限状態にあって、人間の魂がいかに破壊されていくのか。体験を書くという行為は、アウシュヴィッツで全面的に否定された自己の人間性を回復する作業でもあったのかもしれない。生還以来、その体験を証言してきたレーヴィの集大成的ともいえる古典的名著『アウシュヴィッツは終わらない』の改訂完全版。
目次
- 旅
- 地獄の底で
- 通過儀礼
- カー・ベー
- 私たちの夜
- 労働
- 良い一日
- 善悪の此岸
- 溺れるものと救われるもの
- 化学の試験〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より