江戸庶民の読書と学び

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江戸庶民の読書と学び

長友千代治著

勉誠出版, 2017.10

タイトル読み

エド ショミン ノ ドクショ ト マナビ

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内容説明・目次

内容説明

出版文化が花開いた江戸時代、さまざまな知識が書物によって伝播していく中で、人びとのなかに「学び」への熱が高まっていった。彼ら・彼女らはどのような知識を求め、どのような体系のなかで知を自家薬籠中のものとしていったのか。そして、それを担う書物はどのように読者の手に伝えられたのか。当時のベストセラーである啓蒙書や教養書、そして、版元・貸本屋の記録など、人びとの読書と学びの痕跡を残す諸資料の博捜により、日本近世における教養形成・書物流通の実情を描き出す。

目次

  • 第1章 近世初頭の書物と読書瞥見
  • 第2章 近世における出版と読書
  • 第3章 近世庶民の学問とは何か
  • 第4章 江戸初心者の勉学
  • 第5章 日常生活の中の文事
  • 第6章 江戸美人の読書
  • 第7章 再説・浄瑠璃本の需要と供給
  • 第8章 食事作法
  • 第9章 貸本屋略史
  • 第10章 名古屋の貸本屋大惣

「BOOKデータベース」 より

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