軍事のリアル
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軍事のリアル
(新潮新書, 742)
新潮社, 2017.11
- タイトル読み
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グンジ ノ リアル
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内容説明・目次
内容説明
現代の軍隊は「戦争の道具」ではなく、世界の繁栄と平和を守るための基盤である。一国平和主義によって世界の現実に目を閉ざした日本は、その「常識」を共有できない。今こそ自衛隊を正しく「軍隊」と位置づけ、過剰な期待も過剰なアレルギーも排し、何ができるのかを冷静に見極めよ—。陸上自衛隊トップの幕僚長を務めた著者が、自衛隊の現場の視点から語った超リアルな軍事論。
目次
- 戦争を放棄しているのは日本だけではない
- PKOの武力行使は集団的自衛権と関係ない
- 自衛隊、英語に訳すと「護身隊」
- 集団的自衛権論議はどこかズレている
- 日本に北朝鮮のミサイル邀撃なんてできるわけがない
- 常に複数のオプションがバトルしている米国軍事戦略
- PKO「矛盾のツケ」、払いはすべて自衛隊でいいのか
- 陸・海・空自衛隊の「出自」と「性格」
- 「統合」と「連合」
- 当面はアメリカ一極集中の秩序を守るべきだ
- 在日国連軍の上手な活用法
- 「専守防衛」は軍事的に成り立たない
- 日本核武装の是非とその可能性
- 前捌きと本腰—私の騎兵論
- 危機に及んでは「独裁」を
- 徴兵制と志願制
- 「情報」を軽視しがちな日本
「BOOKデータベース」 より