京都・イケズの正体
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書誌事項
京都・イケズの正体
(幻冬舎新書, 473,
幻冬舎, 2017.11
- タイトル別名
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京都イケズの正体
- タイトル読み
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キョウト・イケズ ノ ショウタイ
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内容説明・目次
内容説明
イケズ—京都人は排他的で底意地が悪く、何を考えてるかわからないという。腹の底で何を考えているかわからないのは誰でも同じなのに、なぜ京都人だけがそう揶揄されるのか。京都は盆地に作られた閉鎖的な町だ。そこで発生し、時間の淘汰と外圧に耐えた独自の文化を、京都の人々は確かな目利きで守り継いできた。その温かくも厳しい目こそ、今なお京文化を育む力であり、よそ者に憧れと劣等感をも抱かせるイケズの根源なのだ。千二百年の伝統「イケズ」の正体を解き明かすと、均一化して活力を失った現代日本再生の鍵までもが見えてきた!
目次
- 第1章 「はんなり」だの「みやび」だのが京都ではない(徹夜明けの灰皿の匂いのする茶;ぶぶづけは何で作る? ほか)
- 第2章 なぜ京都の味は淡いのか?(手に汗を握る「駅弁」;「おたま」を持つ手を動かしてはいけない ほか)
- 第3章 老舗の力は生まれ変わる力(なぜ彼らは山椒を「偏愛」するのか;京都は何でできているか ほか)
- 第4章 抹茶と番茶(祇園祭の山鉾をペルシャ絨毯で飾る;日本には茶が二度伝来した ほか)
- 第5章 そうだ「京都」を見倣おう!(酔ってくだを巻けない酒場;上七軒ビアガーデンの愉悦 ほか)
「BOOKデータベース」 より