大坂民衆の近世史 : 老いと病・生業・下層社会

書誌事項

大坂民衆の近世史 : 老いと病・生業・下層社会

塚田孝著

(ちくま新書, 1294)

筑摩書房, 2017.12

タイトル別名

大坂 : 民衆の近世史 : 老いと病生業下層社会

タイトル読み

オオサカ ミンシュウ ノ キンセイシ : オイ ト ヤマイ・ナリワイ・カソウ シャカイ

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注記

参考文献: p284-286

内容説明・目次

内容説明

江戸時代、大坂で市井の人びとはどんなふうに生きたのか?どんな仕事をしていたのか?どんな人生の荒波にもまれ、どうくぐり抜けたのか?江戸時代の「褒賞」の仔細な記録を読みとくと、当時の職業などのほか、病に倒れた親を支える孝行な娘や息子、没落した主人を支え続けた奉公人など、「名もなき」人びとのドラマが見えてくる。本書は巨大都市大坂の形成や町の構造、そして当時の人びとの暮らしを解説する。また江戸時代の「褒賞」が、現在の叙勲や褒章の制度にどのように受け継がれたのか、その歴史をたどる。

目次

  • 第1部 巨大都市 大坂—社会と空間(舞台としての大坂—都市空間の形成;町方の社会組織)
  • 第2部 孝子褒賞と忠勤褒賞(褒賞制度の展開;孝子褒賞—褒賞のパターンと条件1;忠勤褒賞—褒賞のパターンと条件2 ほか)
  • 第3部 都市民衆の諸相—生業と扶助(町の扶助と仕事;大工職・陰陽師・按腹渡世—諸職と仲間;遊女・茶立女と歌舞伎役者 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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