行動する社会言語学
著者
書誌事項
行動する社会言語学
(ことば/権力/差別, 2)
三元社, 2017.12
- タイトル読み
-
コウドウ スル シャカイ ゲンゴガク
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注記
参考文献: 第9章を除く各章末
収録内容
- 日本の社会言語学はなにをしてきたのか。どこへいこうとしているのか。 : 「戦後日本の社会言語学」小史 / ましこ・ひでのり [執筆]
- 言語における「自然」と「人為」 : 説明用語から分析対象への転換 / 木村護郎クリストフ [執筆]
- ことば・情報のユニバーサルデザイン : 知的障害児・者と言語の関係を中心に / 打浪(古賀)文子 [執筆]
- 言語観教育序論 : ことばのユニバーサルデザインへの架け橋 / 仲潔 [執筆]
- 〈コミュニケーション能力の育成〉の前提を問う : 強いられる〈積極性/自発性〉 / 仲潔 [執筆]
- 原発と英語 : 日本における普及過程、問題構造および対策の共通性 / 木村護郎クリストフ [執筆]
- 「言語権的価値」からみたエスペラントとエスペラント運動 / かどや・ひでのり [執筆]
- 多言語化の多面性 : 言語表示から通訳ボランティアまで / 糸魚川美樹 [執筆]
- 障害をもつ身体が性暴力被害にあったとき : マイナー・マイノリティの「つたわらない」困難 / すぎむら・なおみ [執筆]
- 左手書字をめぐる問題 / なかの・まき [執筆]
- だれのための「ビジネス日本語」か : 言語教育教材としての「ビジネス日本語マナー教材」にみられる同化主義 / なかの・まき [執筆]
内容説明・目次
内容説明
ことばや障害が原因となって社会的に排除される現象や、社会言語学として提示されているさまざまな記述を再検証し、さらに問題として認知すらされていない、ことばやコミュニケーションにかかわる諸問題を発見し、少数者/情報弱者にひらかれた新しい言語観を提示する。
目次
- 第1章 日本の社会言語学はなにをしてきたのか。どこへいこうとしているのか。—「戦後日本の社会言語学」小史
- 第2章 言語における「自然」と「人為」—説明用語から分析対象への転換
- 第3章 ことば・情報のユニバーサルデザイン—知的障害児・者と言語の関係を中心に
- 第4章 言語観教育序論—ことばのユニバーサルデザインへの架け橋
- 第5章 “コミュニケーション能力の育成”の前提を問う—強いられる“積極性/自発性”
- 第6章 原発と英語—日本における普及過程、問題構造および対策の共通性
- 第7章 「言語権的価値」からみたエスペラントとエスペラント運動
- 第8章 多言語化の多面性—言語表示から通訳ボランティアまで
- 第9章 障害をもつ身体が性暴力被害にあったとき—マイナー・マイノリティの「つたわらない」困難
- 第10章 左手書字をめぐる問題
- 第11章 だれのための「ビジネス日本語」か—言語教育教材としての「ビジネス日本語マナー教材」にみられる同化主義
「BOOKデータベース」 より