宗教改革から明日へ : 近代・民族の誕生とプロテスタンティズム

書誌事項

宗教改革から明日へ : 近代・民族の誕生とプロテスタンティズム

ヨゼフ・ルクル・フロマートカ編著 ; 平野清美訳

平凡社, 2017.12

タイトル別名

Od reformace k zítřku

宗教改革から明日へ : 近代民族の誕生とプロテスタンティズム

タイトル読み

シュウキョウ カイカク カラ アス エ : キンダイ・ミンゾク ノ タンジョウ ト プロテスタンティズム

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注記

監訳: 佐藤優

原書 (Praha : Kalich, 1956) の全訳

内容説明・目次

内容説明

神なき時代を生きる現代人の宗教「ナショナリズム」の源泉を宗教改革に探る—。社会と教会が一体化した中世において、ボヘミア(チェコ)のヤン・フスは、福音を再発見することにより教会の権威を否定、異端として処刑されるも、その思想は近代への扉を開き、20世紀にチェコスロヴァキア共和国が独立を果たす精神的支柱となった。作家・佐藤優が最も敬愛する神学者フロマートカがヤン・フスの業績から現代に受け継ぐべき遺産を明らかにする論文集。

目次

  • 第1章 ボヘミア宗教改革の終末論的希望(フス派革命以前の改革者ミリチ・ス・クロムニェジージェ;ミリチの弟子、マチェイ・ズ・ヤノヴァ ほか)
  • 第2章 より新しい聖書研究に照らした兄弟団の神学の主たる動機(教会の真の一致と必要な分裂を分けるもの;主の食卓と聖餐の終末論的な捉え方 ほか)
  • 第3章 寛容令から今日へ(ボヘミア兄弟団誕生までの宗教的寛容の歴史;啓蒙主義者と宗教的夢想者との間で ほか)
  • 第4章 自由への奉仕(十四世紀末からの教会の歩み;第一共和国時代の教会の歩み ほか)
  • 第5章 宗教改革から明日へ(宗教改革の父たちの遺産;旧世界と新世界の間で ほか)

「BOOKデータベース」 より

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