こころは内臓である : スキゾフレニアを腑分けする
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こころは内臓である : スキゾフレニアを腑分けする
(講談社選書メチエ, 667)
講談社, 2018.1
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ココロ ワ ナイゾウ デアル : スキゾフレニア オ フワケ スル
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Note
主要参考文献: p242-245
Description and Table of Contents
Description
スキゾフレニアは伝統的に理性の病とされてきた。さらに魂の崩壊とも見られたこの病気の根底にあるものは何か。臨床的に見えてくるのは運動的な機能の低下、不自由さ、また、衝動的なものへの「否認」による怒りなどの感情の禁止。豊富な経験を持つ精神科医が捉える病気とこころの本態とは?身体として生きるエネルギーを奪う「否認」のメカニズムが病人だけのものではないことを見通し、ヒトの心的傾向を探る。
Table of Contents
- 序章 回復途上の三人
- 第1章 「スキゾフレニア」の履歴
- 第2章 始まりの不具合
- 第3章 奇妙な世界に入り込んで…
- 第4章 運動と思考が停止する!
- 第5章 「現実」の変容より「現在」の喪失の方が重い病
- 第6章 フィールドへ出よ
- 第7章 身の内にうごめくもの、その否認
- 第8章 眼も耳も嘘をつく—修正するのはアクション
- 第9章 脱施設化再考—終わっていない課題
- 第10章 心を概念化するメカニズム—メタファー経由の理解
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