Bibliographic Information

悪について

エーリッヒ・フロム著 ; 渡会圭子訳

(ちくま学芸文庫, [フ-38-1])

筑摩書房, 2018.1

Other Title

The heart of man : its genius for good and evil

Title Transcription

アク ニ ツイテ

Note

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

私たちはなぜ生を軽んじ、自由を放棄し、進んで悪に身をゆだねてしまうのか。人間の所業とは思えないような残虐きわりない行為がくり返されるのはなぜなのか。悪は人間であることの宿命なのか。『自由からの逃走』で、自由の重荷に耐えかねナチズムへと傾倒していく人々の心理状況を克明に辿ったフロムは、本書でその考察をさらに深め、人間の本性と悪との原理的な関係に迫る。人を悪へと導くさまざまな要因を究明するなかで、しだいに「人間らしく生きること」の本当の意味が浮き彫りにされていく—。代表作『愛するということ』と対をなす不朽の名著を清新な訳文で。

Table of Contents

  • 第1章 人間—狼か羊か
  • 第2章 さまざまな形態の暴力
  • 第3章 死を愛すること 生を愛すること
  • 第4章 個人と社会のナルシシズム
  • 第5章 近親相姦的な結びつき
  • 第6章 自由、決定論、二者択一論

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1
Details
  • NCID
    BB25297556
  • ISBN
    • 9784480098412
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    235p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top