21世紀の長期停滞論 : 日本の「実感なき景気回復」を探る
著者
書誌事項
21世紀の長期停滞論 : 日本の「実感なき景気回復」を探る
(平凡社新書, 863)
平凡社, 2018.1
- タイトル別名
-
21世紀の長期停滞論 : 日本の実感なき景気回復を探る
- タイトル読み
-
21セイキ ノ チョウキ テイタイロン : ニホン ノ「ジッカン ナキ ケイキ カイフク」オ サグル
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注記
参考文献: p217-222
内容説明・目次
内容説明
21世紀型の長期停滞は、本来の実力より低いGDP水準に加え、「低インフレ」「低金利」状態が長期にわたって続くという特徴を持つ。日本では、アベノミクス以降、雇用関連など力強い経済指標は存在するが、賃金の上昇は限定的で、物価上昇の足取りも依然として重い。さらに、少子高齢化や財政赤字の拡大など懸念が増す一方である。日々高まる経済の現状への閉塞感から脱却するためにも、その原因を丁寧に検証し、根本的な解決策を探る。
目次
- 第1章 「長期停滞」という新たな時代へ
- 第2章 なぜ、長期停滞は起こったのか
- 第3章 日本の「実感なき景気回復」
- 第4章 長期停滞論からみた日本の景気
- 第5章 長期停滞下での経済政策
- 第6章 なぜ、構造改革は必要なのか
- 第7章 少子高齢化が進む日本の現状
- 第8章 イノベーションは日本を救うか
- 第9章 財政の持続可能性を問う
- 終章 「豊かな社会」を実現するために
「BOOKデータベース」 より