生命、微動だにせず : 人工知能を凌駕する生命
著者
書誌事項
生命、微動だにせず : 人工知能を凌駕する生命
青土社, 2018.2
- タイトル別名
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生命微動だにせず : 人工知能を凌駕する生命
- タイトル読み
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セイメイ ビドウダニ セズ : ジンコウ チノウ オ リョウガ スル セイメイ
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注記
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
わたしたちはAIに負けてしまうのか。いや、そんなことはない。人間の認識や意識、記憶のメカニズムをいま一度徹底的に検討し、自由意志、恣意性、創造性の主体だと考えられてきた“わたし”をその根本から問いなおす。どんなに計算機が発達しようとも、人工知能が絶対に到達することのできない生命の特異性に迫る、人間科学の最前線!
目次
- 第1部 認識する“わたし”—デジャヴのメカニズム(シンギュラリティ—微動だにせず;純粋過去によって開設されるいま・純粋過去によって開設されるわたし;知覚と記憶の接続・脱接続—デジャヴ・逆ベイズ推論;存在論的独我論から帰結される「貼りあわされた世界」;社会の存立構造から時間の存立構造へ;原生意識—多様性・外部を糊代とする層)
- 第2部 意識する“わたし”—脳内他者との出会い(以前ゾンビだった私が以後クオリアを持ち、またゾンビとなる—意識・身体経験と固定指示性;『おそ松くん』と二重の身体;生命理論の存在様式—トマス・ブラウンの壺葬論;アナロジーの位相—利口なハンスの知性はどこにあるか;アートな一手、または、脳内他者の直観を私の直感とする)
「BOOKデータベース」 より