日本近現代文学における羊の表象 : 漱石から春樹まで

書誌事項

日本近現代文学における羊の表象 : 漱石から春樹まで

江口真規著

彩流社, 2018.1

タイトル別名

The representation of sheep in modern Japanese literature : from Sōseki Natsume to Haruki Murakami

日本近現代文学における羊の表象 : 漱石から春樹まで

タイトル読み

ニホン キンゲンダイ ブンガク ニ オケル ヒツジ ノ ヒョウショウ : ソウセキ カラ ハルキ マデ

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注記

博士論文「日本近現代文学における羊の表象」(筑波大学, 2015年提出) に加筆・修正を施したもの

主要参考文献一覧: p245-251

内容説明・目次

内容説明

夏目漱石、江馬修、大江健三郎、安部公房、村上春樹が描く「羊」とは何者なのか?アニマル・スタディーズの手法で文学に現れる「羊」を辿り、近現代日本社会の支配関係を見る!

目次

  • 序章
  • 第1章 夏目漱石『三四郎』—「迷羊」の起源とその解釈
  • 第2章 江馬修『羊の怒る時』—関東大震災の怒れる民衆
  • 第3章 らしゃめんの変容—唐人お吉物語から「人間の羊」まで
  • 第4章 安部公房の植民地経験と羊—満洲の緬羊政策と牧歌的風景の構築
  • 第5章 村上春樹『羊をめぐる冒険』—「迷羊」の継承と羊に取り憑かれた者たち
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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