B.C.1177 : 古代グローバル文明の崩壊

書誌事項

B.C.1177 : 古代グローバル文明の崩壊

エリック・H. クライン著 ; 安原和見訳

筑摩書房, 2018.1

タイトル別名

1177 B.C. : the year civilization collapsed

タイトル読み

B.C.1177 : コダイ グローバル ブンメイ ノ ホウカイ

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注記

参考文献: 巻末pxxxi-liii

内容説明・目次

内容説明

紀元前三〇〇〇年ごろからはじまる青銅器時代、メソポタミアから地中海東岸にかけて、豊かな文明が栄えていた。近年の発掘調査から、彼らは緊密に結ばれた高度なグローバルな文明世界を形成していたことがわかっている。だが、その文明世界は紀元前一二〇〇年ごろ、突如として消滅する。従来、この文明崩壊は、“海の民”と呼ばれる謎の集団によってもたらされたと考えられてきた。しかし、この集団の存在証拠はきわめて曖昧で、破壊の限りを尽くしたと言われるが、その痕跡は見あたらない。彼らではないとしたら、文明崩壊のほんとうの原因はなんだったのか—。最新の考古学の知見をもとに、新しい古代世界像と文明の転換点を鮮やかに描き出す。

目次

  • プロローグ 文明の崩壊—前1177年
  • 第1幕 武器と人について—前15世紀
  • 第2幕 (エーゲ海版)めぐり逢い—前14世紀
  • 第3幕 神々と国のための戦い—前13世紀
  • 第4幕 ひとつの時代の終わり—前12世紀
  • 第5幕 災厄の「パーフェクト・ストーム」?
  • エピローグ 崩壊のあと

「BOOKデータベース」 より

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