宇治拾遺物語 : 全訳注
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宇治拾遺物語 : 全訳注
(講談社学術文庫, [2491]-[2492])
講談社, 2018.3-2018.4
- 上
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- タイトル読み
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ウジ シュウイ モノガタリ : ゼンヤクチュウ
- 統一タイトル
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注記
底本: 伊達本『宇治大納言物語』(故吉田幸一蔵本) 上・下二冊本
シリーズ番号はブックジャケットによる
上: 主要参考文献: p16-17
下: 主要参考文献: p21-22
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062924917
内容説明
鎌倉時代前期に成立した代表的説話集。貴族・僧などの著名人から、下級官人、侍、庶民、子供まで登場人物が多様で世俗的傾向の強い話を集める。強力譚、報恩譚、聖譚、不思議譚、艶笑譚など世の万般を描く切れ味鋭い話の数々。本巻には「舌切り雀」「芋粥」など現代に伝わる物語を含む一〇四話を収録。古本系統『伊達本』を底本として全訳・解説。
目次
- 道命阿闍梨、和泉式部の許に於て読経し、五条の道祖神聴聞の事
- 丹波国篠村に平茸生ふる事
- 鬼に〓(こぶ)取らるる事
- 伴大納言の事
- 随求陀羅尼、額に籠むる法師の事
- 中納言師時、法師の玉茎検知の事
- 龍門の聖、鹿に替らんと欲する事
- 易の占して金取り出す事
- 宇治殿倒れさせ給て、実相房僧正験者に召さるる事
- 秦兼久、通俊卿の許に向かひて悪口の事〔ほか〕
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062924924
内容説明
鎌倉時代前期に成立した代表的説話集。上巻に引き続き人の耳目をひく話を集める。都の巷から鄙の里、震旦・天竺まで、世の奇異なものへと開かれる好奇心。仏菩薩の霊験に純朴な感情で、えせ聖や詐欺・幻術師に分別の言葉で、民衆の思慮がさまざまに語られる。歴史的事件の真相話などを含む九四話を収録。古本系統『伊達本』を底本として全訳・解説。
目次
- 猟師、仏を射る事
- 千手院の僧正、仙人に逢ふ事
- 滝口道則、術を習ふ事
- 宝志和尚の影の事
- 越前敦賀の女、観音助け給ふ事
- くうすけが仏供養の事
- つねまさが郎等、仏供養の事
- 歌読みて罪を免さるる事
- 大安寺の別当の女に嫁する男、夢見る事
- 博打の子、聟入りの事〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より