空気の検閲 : 大日本帝国の表現規制

書誌事項

空気の検閲 : 大日本帝国の表現規制

辻田真佐憲著

(光文社新書, 938)

光文社, 2018.3

タイトル別名

空気の検閲 : 大日本帝国の表現規制

タイトル読み

クウキ ノ ケンエツ : ダイニッポン テイコク ノ ヒョウゲン キセイ

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注記

主要参考文献: p297-304

内容説明・目次

内容説明

ブラック労働的なその現場、エロ本評論家と化す検閲官、検閲官とマスコミの驚くべき一体ぶり、植民地における検閲の実情、検閲の対象となるメディアの広がり、官僚的セクショナリズムによる検閲の暴走、法外の手段を用いた非正規の検閲と、忖度による自主規制、世間との共振…。絶対悪の代名詞「検閲」。しかしその実態は?繰り返される忖度の歴史、その源を探る。

目次

  • 第1部 検閲の動揺(エロ・グロ・ナンセンス対検閲官—一九二八〜一九三一年;世間と共振する検閲—一九三二〜一九三六年 ほか)
  • 第2部 広がる検閲網(植民地の独立運動を抑圧せよ—台湾、朝鮮;聴く検閲、観る検閲—脚本、映画、放送、レコード)
  • 第3部 戦争と検閲(日中戦争と忖度の活用—一九三七〜一九四一年;太平洋戦争と軍部の介入—一九四一〜一九四五年)

「BOOKデータベース」 より

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