肉食行為の研究
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肉食行為の研究
平凡社, 2018.3
- タイトル読み
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ニクショク コウイ ノ ケンキュウ
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注記
国立民族学博物館共同研究「肉食行為の研究」 (平成24-26年度) における研究発表をもとに、各執筆者が課題に沿って執筆した論文集
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
人間はどのように肉を食べてきたのか。人類学を中心に、人文・自然科学の枠を超えた研究者たちが、人間の肉食をめぐる問題群を全方位的に考え抜いた、前代未聞にして画期的な共同研究の成果。
目次
- 1 肉食行為の文化誌(北アメリカ極北先住民社会における肉食—その意義と問題点;食べられる肉/食べられない肉—ボルネオの狩猟民シハンにみる肉食概念のあいまいさ;ネズミからゾウまで—アフリカ熱帯における狩猟採集民の狩猟・調理・摂取・禁忌;パプアニューギニア高地における肉食)
- 2 肉食行為の人類史(肉食行動の進化—ヒト以外の霊長類の肉食と比較して;ヒト化と肉食—初期人類の採食行動と進化;家畜化は肉食に貢献したか—狩猟から牧畜への肉食行為の変化;現代の「狩猟採集民」にとっての肉食とは何か)
- 3 肉食行為のイメージ(古代インドの儀礼文献における肉食行為;日本における動物供犠と肉食の穢れ;禁断の肉?—人類学におけるカニバリズムの虚実;肉食行為の心理学)
- 4 肉食行為のグローバリズム(グローバル時代の食肉需要と供給の変化;動物感染症と世界の食肉生産;食肉の原産地証明の課題—ハモン・イベリコを事例として;動物福祉の論理と動物供養の倫理)
「BOOKデータベース」 より