百貨店の展覧会 : 昭和のみせもの1945-1988

書誌事項

百貨店の展覧会 : 昭和のみせもの1945-1988

志賀健二郎著

筑摩書房, 2018.3

タイトル別名

百貨店の展覧会 : 昭和のみせもの : 1945-1988

タイトル読み

ヒャッカテン ノ テンランカイ : ショウワ ノ ミセモノ 1945 1988

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内容説明・目次

内容説明

百貨店の歴史は1904年の三越に始まります。当初から文化事業との関わりが深かったものの、特に戦後、都心の各百貨店は競うようにして文化的な催し物に取り組みます。展示されたのはあらゆるもの。国宝級の美術品のみならず、ニュースや事件、文学者、漫画、昆虫から生け花まで。世相を反映するだけではなく、常に時代を一歩先んじた野心的な企画展示に、老いも若きも、大人も子どもも心躍らせました。戦後文化は紛れもなく、百貨店から生まれ、育ち、拡がったのです。本書は、百貨店展覧会の歴史を通して、あらためて昭和という一時代を振り返ります。

目次

  • 第1章 敗戦後の混乱のもとで—1945〜49年(昭和20〜24年)
  • 第2章 経済復興とともに—1950〜54年(昭和25〜29年)
  • 第3章 展覧会の新たな取組み—1955〜59年(昭和30〜34年)
  • 第4章 大衆消費社会の進展—1960〜64年(昭和35〜39年)
  • 第5章 高度経済成長の波にのり—1965〜69年(昭和40〜44年)
  • 第6章 転換する時代—1970年〜(昭和45年〜)
  • 終章 百貨店展覧会の実像

「BOOKデータベース」 より

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