ナチズムに囚われた子どもたち : 人種主義が踏みにじった欧州と家族
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ナチズムに囚われた子どもたち : 人種主義が踏みにじった欧州と家族
白水社, 2018.3
- 上
- 下
- タイトル別名
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Cruel world : the children of Europe in the Nazi web
ナチズムに囚われた子どもたち : 人種主義が踏みにじった欧州と家族
- タイトル読み
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ナチズム ニ トラワレタ コドモタチ : ジンシュ シュギ ガ フミニジッタ オウシュウ ト カゾク
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注記
原著 (Vintage Books, 2006) の翻訳
参考文献一覧: 下巻末p37-51
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784560096185
内容説明
「ヒトラーの子どもたち」の教化あるいは排除。「子どもは国民の最も貴重な宝」という『わが闘争』の宣言の一方で、無数の子どもたちを巻き込んだ惨状と「人種的に望ましくない」人々への迫害が横行する世界。戦争の脅威とヒトラーの人種主義が子どもたちと家族に課した過酷な処遇を、“全米批評家協会賞”受賞の歴史家が包括的に論じる。
目次
- 第1部 完全無欠のナチの創造(優生学の応用;不適格者の排除;支配人種の増殖;世界新秩序を担う者の教育;ヒトラーの子どもたち)
- 第2部 避難所を求めて(閉ざされた脱出口;子どもたちの救出)
- 第3部 ナチズムの世界化(良質な血;悪質な血)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784560096192
内容説明
子どもたちの探索と救出、そして終戦と帰還。純粋な民族に属する身体的に完璧な人々によって支配され、人種的に受け入れ難く、経済的に役に立たない者は排除される—独裁者が実現を図った「理想郷」の恐怖。戦争の脅威とヒトラーの人種主義が子どもたちと家族に課した過酷な処遇を、“全米批評家協会賞”受賞の歴史家が包括的に論じる。
目次
- 第3部 ナチズムの世界化(西欧のゲルマン化)
- 第4部 過激化と抵抗(ユートピアの悪夢—ロシアとギリシア;探索と潜伏—匿われる子どもたち;働けば自由になれる—強制労働;総力戦)
- 第5部 余波(解放と帰還;敗者;わが家にまさるところなし)
「BOOKデータベース」 より