21世紀東南アジアの強権政治 : 「ストロングマン」時代の到来
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21世紀東南アジアの強権政治 : 「ストロングマン」時代の到来
明石書店, 2018.3
- タイトル別名
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21世紀東南アジアの強権政治 : ストロングマン時代の到来
- タイトル読み
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21セイキ トウナン アジア ノ キョウケン セイジ : 「ストロングマン」ジダイ ノ トウライ
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注記
その他の編著者: 日下渉, 伊賀司, 見市建
文献あり
内容説明・目次
内容説明
東南アジアでは戦後「開発独裁」とよばれた権威主義体制が支配してきたが、90年代以降民主化が進み、選挙による政権選択が行われるようになった。ところが近年、新しいタイプの「ストロングマン」たちが登場している。彼らは、ときに人権侵害をともなうほど強権的であり、汚職の噂さえつきまとうにもかかわらず、民衆に幅広く支持される。それはなぜなのか。詳細な現地調査をもとに東南アジア民主化の行方を占う。
目次
- 第1章 “総論”東南アジアにおける新しい強権政治の登場(21世紀における民主化の課題;21世紀東南アジアにおける新しい強権政治の登場 ほか)
- 第2章 “タイ”タックシンはなぜ恐れられ続けるのか—滅びないポピュリズムと政治対立構造の変化(ポピュリズムとは;タックシン政権登場前の政治—伝統的エリートによる統治システム ほか)
- 第3章 “フィリピン”国家を盗った「義賊」—ドゥテルテの道徳政治(道徳をめぐる闘争;「義賊」ドゥテルテの構築 ほか)
- 第4章 “マレーシア”ナジブはなぜ失脚しないのか(はじめに—世界をかけめぐった1MDBスキャンダル;ナジブ・ラザクという政治家 ほか)
- 第5章 “インドネシア”庶民派大統領ジョコ・ウィドドの「強権」(庶民出身の大統領;巧みな人事とイメージ戦略 ほか)
「BOOKデータベース」 より