日本政治史の中のリーダーたち : 明治維新から敗戦後の秩序変容まで

書誌事項

日本政治史の中のリーダーたち : 明治維新から敗戦後の秩序変容まで

伊藤之雄, 中西寛編

京都大学学術出版会, 2018.3

タイトル別名

日本政治史の中のリーダーたち : 明治維新から敗戦後の秩序変容まで

タイトル読み

ニホン セイジシ ノ ナカ ノ リーダー タチ : メイジ イシン カラ ハイセンゴ ノ チツジョ ヘンヨウ マデ

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内容説明・目次

内容説明

冷戦後の一見安定した秩序の中で「資源の配分」としての性格を強めた政治は、テロや武力行使が頻発し激しい対立が顕在化した今日には、通用し得ない。そこで秩序変容の時代のリーダー像が求められる。しかし近代日本においてリーダーはリーダーたりえたのか。彼らの生い立ちから性格まで、そして彼らを取り巻く国際的な事象の拡がりに注目して、指導者達の成功と失敗の要因を炙り出す。

目次

  • 第1部 近代国家日本の軌跡—「文明標準」とその解体の中で(危機の連鎖と近代軍の建設—明治六年政変から西南戦争へ;明治日本の危機と帝国大学の“結社の哲学”—初代総長渡邉洪基と帝国大学創設の思想的背景;東アジア「新外交」の開始—第一次世界大戦後の新四国借款団交渉と「旧制度」の解体 ほか)
  • 第2部 リーダーシップを見る視点(木戸孝允と薩長同盟—慶応元年から慶応三年;第一次護憲運動と松田正久—「松田内閣」への期待;幣原喜重郎と国際協調—北京関税会議・北伐をめぐる外交再考;田中義一と山東出兵—政治主導の対外派兵とリーダーシップ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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