危機の中のEU経済統合 : ユーロ危機、社会的排除、ブレグジット

書誌事項

危機の中のEU経済統合 : ユーロ危機、社会的排除、ブレグジット

嶋田巧, 高屋定美, 棚池康信編著

文眞堂, 2018.3

タイトル別名

EU経済統合 : 危機の中の : ユーロ危機社会的排除ブレグジット

タイトル読み

キキ ノ ナカ ノ EU ケイザイ トウゴウ : ユーロ キキ、シャカイテキ ハイジョ、ブレグジット

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

EUは2016年に深刻な危機を迎えた。たびたびの危機を乗り越えて統合を強めてきたEUだが、英国のEU離脱(ブレグジット)と、それを生み出した要因への対応の、どこに問題があったのだろうか。ブレグジットで顕在化した反EU運動の中で露呈したEU危機の経済要因だけでなく、社会的要因も分析。その上で、今後のEUのめざすべき道を探る。

目次

  • EU経済統合の深化と進化—EUは何をもたらし、何をもたらさなかったのか
  • 第1部 経済通貨同盟の問題点と課題(EU財政ガバナンスの問題と新たな展開—緊縮財政は何をもたらし、何をもたらさなかったのか;ECBの金融政策と企業の資金調達—金融政策は成長の基盤となりえたのか;ECBの非標準的金融政策の効果と副作用—量的緩和政策は実体経済にどのような効果をもたらしたのか ほか)
  • 第2部 社会的欧州の現実と課題(社会的欧州の理念と現実—社会的欧州は存在しているのか;社会的排除と社会的包摂—欧州社会政策は社会的包摂を推進できたのか;単一市場と労働問題—社会的規制は単一市場の発展に役立つのか ほか)
  • 第3部 反EU・反移民勢力の台頭とBrexit後の欧州統合の課題(フランスの極右、国民戦線—ポピュリズムはなぜ支持を拡大するのか;EUの移民アジェンダの理想と現実—EUは難民を受け入れられるのか;イギリスの移民政策とBrexitの選択—なぜイギリスはEU離脱を選択したのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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