数学する身体
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数学する身体
(新潮文庫, も-42-1,
新潮社, 2018.5
- タイトル読み
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スウガク スル シンタイ
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注記
単行本は2015年10月新潮社刊
参考文献: p208-215
内容説明・目次
内容説明
数学はもっと人間のためにあることはできないのか。最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか—。身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。小林秀雄賞受賞作。
目次
- 第1章 数学する身体(人工物としての“数”;道具の生態系 ほか)
- 第2章 計算する機械(証明の原風景;記号の発見 ほか)
- 第3章 風景の始原(紀見峠へ;数学者、岡潔 ほか)
- 第4章 零の場所(パリでの日々;精神の系図 ほか)
- 終章 生成する風景
「BOOKデータベース」 より