八九六四 : 「天安門事件」は再び起きるか
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書誌事項
八九六四 : 「天安門事件」は再び起きるか
KADOKAWA, 2018.5
- タイトル別名
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8964 : 「天安門事件」は再び起きるか
八九六四 : 天安門事件は再び起きるか
- タイトル読み
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ハチキュウロクヨン : 「テンアンモン ジケン」ワ フタタビ オキルカ
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注記
主要参考文献: p302-303
内容説明・目次
内容説明
一九八九年六月四日。変革の夢は戦車の前に砕け散った。台湾の民主化、東西ドイツの統一、ソ連崩壊の一つの要因ともされた天安門事件。毎年、六月四日前後の中国では治安警備が従来以上に強化される。スマホ決済の送金ですら「六四」「八九六四」元の金額指定が不可能になるほどだ。あの時、中国全土で数百万人の若者が民主化の声を上げていた。世界史に刻まれた運動に携わっていた者、傍観していた者、そして生まれてもいなかった現代の若者は、いま「八九六四」をどう見るのか?各国を巡り、地べたの労働者に社会の成功者、民主化運動の亡命者に当時のリーダーなど、六〇人以上を取材した大型ルポ。語り継ぐことを許されない歴史を忘れ去られる。これは、天安門の最後の記録といえるだろう。
目次
- 序章 君は八九六四を知っているか?
- 第1章 ふたつの北京
- 第2章 僕らの反抗と挫折
- 第3章 持たざる者たち
- 第4章 生真面目な抵抗者
- 第5章 「天安門の都」の変質
- 第6章 馬上、少年過ぐ
- 終章 未来への夢が終わった先に
「BOOKデータベース」 より