「どんぐりの家」のデッサン : 漫画で障害者を描く
著者
書誌事項
「どんぐりの家」のデッサン : 漫画で障害者を描く
(岩波現代文庫, 社会 ; 308)
岩波書店, 2018.5
- タイトル別名
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どんぐりの家のデッサン
- タイトル読み
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「ドングリ ノ イエ」ノ デッサン : マンガ デ ショウガイシャ オ エガク
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注記
1998年刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
障害者を漫画で描くことが、まだタブーだった時代、埼玉県大宮市(当時)の共同作業所を舞台にして、ろう重複障害者とその家族、関係者の姿を描き、大きな反響を呼んだ漫画『どんぐりの家』。なぜ著者は障害者を主人公にして漫画を描き、更に支援運動に参加したのか。漫画を描きながら著者が感じ、考えてきた障害者を取り巻く状況を、創作過程の試行錯誤を交え、率直に語る。
目次
- 『どんぐりの家』第一回「誕生の日」
- 第1章 障害者描くべからず—差別表現と漫画界のタブー
- 第2章 遙かなる甲子園—障害者と出会う
- 第3章 差別と被差別—私のささやかな体験
- 第4章 障害者とは何か—権利を実現しようとする人々
- 第5章 手話は心—ろう教育の歴史
- 第6章 わが指のオーケストラ—障害者観の対立
- 第7章 どんぐりの家—成長への喜びと確信
- 第8章 “大橋朝男”とは、誰か—制度の谷間の障害者
- 第9章 運動を担う人たち—新しい価値を創る
「BOOKデータベース」 より