「期待という病」はいかにして不幸を招くのか : ルソー『エミール』を読み直す

書誌事項

「期待という病」はいかにして不幸を招くのか : ルソー『エミール』を読み直す

坂倉裕治著

(いま読む!名著)

現代書館, 2018.4

タイトル別名

〈期待という病〉はいかにして不幸を招くのか : ルソー『エミール』を読み直す

期待という病はいかにして不幸を招くのか : ルソーエミールを読み直す

タイトル読み

「キタイ トイウ ヤマイ」ワ イカニ シテ フコウ オ マネク ノカ : ルソー『エミール』オ ヨミナオス

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注記

参考文献: p201-208

内容説明・目次

内容説明

“理想の教育論”という従来のイメージを根底からくつがえす壮大な思考実験。文明の「悪=病」を斬る。自分を他人と比べ、優位に立とうとするはてしない競争が、とめどなくふくらませていく“期待という病”。私たちはこれにどのように向かい合ったらよいのか。いま!の問題意識で名著を読み直す人気シリーズ。

目次

  • 序章 正気を失わないために
  • 第1章 『エミール』を読み解くための前提(ルソーの生い立ちと『エミール』出版までの経緯;『エミール』の難しさ;日本で読みつがれてきた『エミール』)
  • 第2章 『エミール』が語る「真理」(自然にかなった秩序;身体的存在から精神的存在へ;現実社会に生きる道徳的存在の苦しみ)
  • 第3章 「魅力を磨く競争」を問う(もちものを見せびらかせたいという欲望;競われるぜいたく;ナルシシズムと利己愛)
  • 終章 「とめどなき期待」という病

「BOOKデータベース」 より

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