日本近世書物文化史の研究

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日本近世書物文化史の研究

横田冬彦著

岩波書店, 2018.5

タイトル読み

ニホン キンセイ ショモツ ブンカシ ノ ケンキュウ

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注記

附録・柳枝軒宛て貝原益軒書簡集: p469-475

注: 各章末

内容説明・目次

内容説明

書物流通のネットワークを担い、収集した書物を独自に体系化し、日常生活の糧として次世代に受け継いでいく—能動的に知を紡ぐ「近世の読者」の実像を、蔵書という宇宙から描き出す。

目次

  • 読者という問題
  • 第1部 読者と蔵書形成(大坂周辺村落社会における蔵書形成—益軒本の読者;読書の諸形態—八尾八左衛門の場合;貝原益軒とその周辺—地方読者の“発見” ほか)
  • 第2部 書物と読書(『徒然草』は江戸文学か?—書物史における読者の立場;思索する読書;近世の出版文化と“日本” ほか)
  • 第3部 書物文化と近世社会(医学的な知をめぐって—医療政策と地域社会;作者・書肆・読者—益軒と柳枝軒をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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