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主権の二千年史

正村俊之著

(講談社選書メチエ, 677)

講談社, 2018.6

タイトル読み

シュケン ノ ニセンネンシ

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注記

「変貌する資本主義と現代社会 : 貨幣・神・情報」(有斐閣, 2014) の姉妹編 (p.213)

文献一覧: p201-212

内容説明・目次

内容説明

民主主義は本当に有効な装置なのか?低下する投票率、頻発するデモ、そして増大する社会不安…今日の状況は、民主主義の限界と欠陥をはっきり告げている。では、その原因はどこにあるのか?本書は「主権」という概念をキーワードに権力と貨幣のメカニズムの変遷を壮大なスケールで描き出し、政治学者にも経済学者にもつかめなかった本質を抉り出す。第一級の社会学者が挑む前人未到の大胆な企て!

目次

  • プロローグ
  • 第1章 近代民主主義とは?(機能分化した政治システム;人民主権・立憲主義・代表原理 ほか)
  • 第2章 近代民主主義への道(供犠と権力—自己否定的な自己組織化様式;西欧中世における王権概念の変遷 ほか)
  • 第3章 近代民主主義の成立と構造(近代の中の中世;絶対主義国家の過渡的性格 ほか)
  • 第4章 近代民主主義の揺らぎ(戦後体制の崩壊;領域的限定からの乖離 ほか)
  • エピローグ 情報化時代の民主主義(民主主義をめぐる理論と実践;遠隔デモクラシー ほか)

「BOOKデータベース」 より

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