隋の煬帝と唐の太宗 : 暴君と明君、その虚実を探る

書誌事項

隋の煬帝と唐の太宗 : 暴君と明君、その虚実を探る

布目潮渢著

(新・人と歴史拡大版, 27)

清水書院, 2018.5

タイトル別名

隋の煬帝と唐の太宗 : 暴君と明君その虚実を探る

隋の煬帝と唐の太宗

タイトル読み

ズイ ノ ヨウダイ ト トウ ノ タイソウ : ボウクン ト メイクン ソノ キョジツ オ サグル

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注記

「人と歴史」シリーズの『隋の煬帝と唐の太宗』(1975年刊)、「清水新書」の『つくられた暴君と明君 : 隋の煬帝と唐の太宗』(1984年刊)を、表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの

隋の煬帝(楊広)・唐の太宗(李世民)年譜: p232-237

参考文献: p238-239

内容説明・目次

内容説明

隋は暴君煬帝によって滅び、唐は明君太宗によっておこったといわれる。このような暴君・明君とは、そもそも何であろうか?煬帝・太宗はともに漢民族とはことなった北方系異民族臭の強い名家に生まれ、母方からの縁続きでもあった。煬帝は、実際には経世の才をもち、詩才にめぐまれ、仏教に深く帰依しながらも、暴君の汚名をこうむった。何が彼をそうさせたのか。太宗は文武両道まれにみる才能をもち、唐朝の英主として模範的明君とされてきた。本書は、暴君・明君とされてきたこの二人の真相をその根源から描き出す。

目次

  • 1 隋の成立
  • 2 楊広の登場
  • 3 煬帝の治世
  • 4 李世民の登場
  • 5 太宗の治世
  • 6 太宗の晩年

「BOOKデータベース」 より

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