ヒロシマ・パラドクス : 戦後日本の反核と人道意識
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書誌事項
ヒロシマ・パラドクス : 戦後日本の反核と人道意識
勉誠出版, 2018.7
- タイトル別名
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ヒロシマパラドクス : 戦後日本の反核と人道意識
Hiroshima paradox
- タイトル読み
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ヒロシマ・パラドクス : センゴ ニホン ノ ハンカク ト ジンドウ イシキ
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注記
引用文献: p269-275
索引: 巻末pi-iii
内容説明・目次
内容説明
原爆は「人類」の上ではなく、ひとりひとりの人間の上に落ちた—なぜ原爆が「人類の過ち」なのか。なぜ原爆の「経験」を「継承」しなければならないのか。原爆の体験者たちは、どのような苦しみを抱えて、戦後を生きたのか。広島への原爆投下が、人類すべての過ちとして、普遍化されていく歴史的・社会的背景を追い、戦後の日本と広島がかかえる「核」をめぐる矛盾を問い直す。
目次
- ヒロシマの普遍主義
- 第1部 創られたヒロシマ—普遍主義の力学(占領と復興—普遍主義の誕生;原水爆禁止運動と広島—人道主義と超政治的立場;原水爆禁止運動の分裂と広島市行政—権力の拡大)
- 第2部 遺産化する被爆体験—継承の力学(被爆体験の遺産化—被災の資料と記録の運動;継承の制度化—体験を語る活動と教育)
- 第3部 生きている原爆—暴力の力学(傷と痛み;ホウシャノウが現れるとき;死者とともに生きる)
- 反原爆の立場—もうひとつの普遍主義
「BOOKデータベース」 より