「発達障害」と言いたがる人たち
著者
書誌事項
「発達障害」と言いたがる人たち
(SB新書, 437)
SBクリエイティブ, 2018.6
- タイトル別名
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発達障害と言いたがる人たち
- タイトル読み
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ハッタツ ショウガイ ト イイタガル ヒト タチ
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注記
記述は第2刷(2018.7)による
内容説明・目次
内容説明
「あなたは発達障害です」と言ってほしい人たちがいる。誤解を避けるために言っておくと、私は、実際に発達障害と診断を受けながら生活している人やその家族、その医療に携わる人たちや支援する人たちを批判するつもりはまったくない。そうではなく、その可能性は低いのに、「私は発達障害かも」と思う人が増えているという、医療の問題というより社会的な現象について取り上げ、その原因などを考えてみたい、というのが本書の目的だ。
目次
- はじめに—もしかして、私もそうかも
- 1章 増加する「おとなの発達障害」—発達障害か、ただの個性か。生きづらさの正体を求めて
- 2章 発達障害はなぜわかりにくいのか—「ふつうの人」か「発達障害」か
- 3章 そもそも、発達障害とは何か—発達障害は育て方やしつけが原因ではない
- 4章 発達障害が活躍する時代が来る?—拡大する「発達障害ビジネス」
- 5章 過剰診断という悩ましい問題—世間の望みと医療者が抱えるジレンマ
- 6章 発達障害はどこへ向かうのか—私たちは、どう向き合い、どう考え、どう対処すればよいか
- おわりに—誰だって世界に二人といない「かけがえのない自分」
「BOOKデータベース」 より