分断社会の比較政治学
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分断社会の比較政治学
(日本比較政治学会年報 / 日本比較政治学会編, 第20号)
ミネルヴァ書房, 2018.7
- タイトル読み
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ブンダン シャカイ ノ ヒカク セイジガク
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内容説明・目次
内容説明
経済成長は資本と労働の最適化を通じて格差の拡大を導く。世代を超えても是正されない格差は、一国内でありながら互いに対話しない分断された社会を創り出す。われわれが認識している世界の様相は、かかる分断社会の側面なのであろうか。
目次
- 1 分断社会と熟議民主主義—熟議システム論の適用と再考を通じて
- 2 格差、治安、再分配支持—国家間のマルチレベル分析
- 3 なぜトランプは支持されたのか—先行学説の整理と検討
- 4 トランプの移民政策—分断社会に投下された煽動的言動とその本質
- 5 フランスの移民政策および難民政策に見る「統合」と「分断」—サルコジ主導による政策期からオランド政権までを中心に
- 6 トルコにおける政軍関係と分断構造
- 7 ヨルダンにおける「アラブの春」民主化運動とその帰結—ムスリム同胞団運動の事例から
- 8 「分断社会」における危機克服のための言説のあり方—韓国の朴槿恵政府の成立から弾劾事態までを事例として
「BOOKデータベース」 より