書誌事項

保守と大東亜戦争

中島岳志著

(集英社新書, 0941A)

集英社, 2018.7

タイトル読み

ホシュ ト ダイトウア センソウ

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内容説明・目次

内容説明

戦前の日本の立場に積極的な意義を見出そうとし、第二次世界大戦を東アジア解放のための「聖戦」だったとみなす「保守」派。しかし、戦争を賛美することが、いつから「保守」になったのか?じつは、戦前日本において保守論客は、軍国主義に抵抗し、批判の論陣を張っていた。あるいは、兵として軍の欺瞞を目の当たりにし、壮絶な暴力を経験した保守派は、軍国主義・超国家主義に強い嫌悪感を示していた。すでに鬼籍に入った、戦中派保守たちが残した言葉に向き合いながら、いま、最も注目を浴びる政治学者・中島岳志が、現代において真に闘うべきものはなにかを炙り出す。

目次

  • 序章 保守こそ大東亜戦争に反対だった
  • 第1章 戦争に導いたのは革新勢力である
  • 第2章 戦争への抵抗
  • 第3章 軍隊での経験
  • 第4章 戦中派保守 最後の闘い
  • 終章 保守の世代交代の果てに

「BOOKデータベース」 より

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