祈念像の美術
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書誌事項
祈念像の美術
(ヨーロッパ中世美術論集, 3)
竹林舎, 2018.7
- タイトル別名
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The art of devotion
- タイトル読み
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キネンゾウ ノ ビジュツ
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注記
その他のタイトルは巻末のシリーズ紹介による
内容説明・目次
目次
- 序 祈念像とは何か?—その形態と機能について
- 第1章 祈念像の前史と成立(『オディギトリアの聖母子』と『悲しみの人』の両面イコン(カストリア、ビザンティン博物館)をめぐって;ドゥッチョ作『クレヴォレのマドンナ』—聖母に触れる幼子像;美しき聖母とピエタ—1400年頃のマリア祈念像と優美形式;祈念像と時祷書—中世末期の祈念の表現と『ロアンの大時祷書』)
- 第2章 祈念像の展開(祈念像としての死者イメージ;祈念像としての「聖グレゴリウスのミサ」;祈りの空間—ニュルンベルクのザンクト・ローレンツ聖堂におけるシュトース昨『天使の挨拶』;ティルマン・リーメンシュナイダーの『マリア祭壇』)
- 第3章 初期ネーデルラント絵画と祈念像(清貧のクラリス会の祭壇画—ロベール・カンパン周辺作品を中心に;ロヒール・ファン・デル・ウェイデンのマグダラのマリア—祈念への誘い;持ち運ばれる祈りの絵—ヘラルト・ダーフィトの小二連画から)
- 第4章 中世と近世の狭間で(叡智の櫃(arca sapientiae)—フラ・アンジェリコ作「銀器収納棚」装飾にみる記憶術的概念図と祈念;「聖顔布(Mandylion)」の変容と帰結—レオナルディズモの『サルヴァトール・ムンディ』とフランドル絵画の関係;版画、記念画、贖宥;近世初頭のドイツにおける「悲しみの人」の諸相—プライデンヴルフからデューラーへ;宗教改革と芸術の狭間で—ドイツ・ルネサンス期における祈念像の問題)
「BOOKデータベース」 より