恐怖の構造
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恐怖の構造
(幻冬舎新書, 507)
幻冬舎, 2018.7
- タイトル読み
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キョウフ ノ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
サーカスのピエロを、たまらなく恐ろしく感じる症状を「クラウンフォビア」という。また本来なら愛玩される対象であるはずの市松人形やフランス人形は、怪談やホラー映画のモチーフとして数多く登場する。なぜ人間は、“人間の形をした人間ではないモノ”を恐れるのか。また、日本人が「幽霊」を恐れ、アメリカ人が「悪魔」を恐れるのはなぜか。稀代のホラー作家が、「エクソシスト」や「サイコ」など、ホラーの名作を例に取りながら、人間が恐怖や不安を抱き、それに引き込まれていく心理メカニズムについて徹底考察。精神科医の春日武彦氏との対談も特別収録!
目次
- 第1章 恐怖の本質(恐怖が好きな人、嫌いな人;祟りと暴力 ほか)
- 第2章 恐怖と不安(恐怖より不安がコワい;不安が人を動かす ほか)
- 第3章 なぜ恐怖はエンタメになりうるのか(スプラッター嫌い;『ゴッドファーザー』の恐怖 ほか)
- 第4章 ホラー小説を解読する(ホラー小説を楽しむ方法;ジャンルを定める ほか)
- 特別対談 「恐怖が快楽に変わるとき」(春日武彦×平山夢明)(不安な春日先生;不確実さの不安 ほか)
「BOOKデータベース」 より