牡丹灯籠
著者
書誌事項
牡丹灯籠
(江戸怪談を読む)
白澤社 , 現代書館 (発売), 2018.7
- タイトル読み
-
ボタン ドウロウ
大学図書館所蔵 件 / 全27件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の著者: 門脇大, 今井秀和, 斎藤喬, 広坂朋信
内容説明・目次
内容説明
カランコロンカランコロン〜駒下駄の音高く、牡丹灯籠に導かれて朦朧とあらわれる旗本の娘お露。その綺麗なこというばかりもなく、綺麗ほどなお怖い。美しい死霊お露と新三郎の夜毎の逢引き…。三遊亭円朝の落語で知られる名作『怪談牡丹燈籠』をたどる本書は、江戸時代初期の物語集『伽婢子』の一篇である「牡丹灯籠」、岡本綺堂訳による原話「牡丹灯記」のほか、江戸時代の百物語怪談から灯籠のないバージョンに鳥山石燕の描く「骨女」も紹介。円朝口演『怪談牡丹燈籠』は怪談部分を収録しその怖さを分析、また円朝に影響を与えたとされる幕末の世間話を復刻する。美しい死霊と美男の妖しく怖ろしい恋物語。その起源から幕末の名作まで、「牡丹灯籠」づくしの巻。
目次
- 第1章 美しき怪談・牡丹灯籠
- 第2章 浅井了意「牡丹灯籠」
- 第3章 「牡丹灯籠」の原話「牡丹灯記」
- 第4章 百物語の牡丹灯籠
- 第5章 骨女の怪奇とエロス—骸骨と幽霊の「牡丹灯籠」
- 第6章 円朝口演『怪談牡丹燈籠』
- 第7章 『怪談牡丹燈籠』を読む—お露の恋着と良石の悪霊祓い
- 第8章 深川北川町の米屋の怪談—『漫談 江戸は過ぎる』より
「BOOKデータベース」 より