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牡丹灯籠

横山泰子 [ほか] 著

(江戸怪談を読む)

白澤社 , 現代書館 (発売), 2018.7

タイトル読み

ボタン ドウロウ

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注記

その他の著者: 門脇大, 今井秀和, 斎藤喬, 広坂朋信

内容説明・目次

内容説明

カランコロンカランコロン〜駒下駄の音高く、牡丹灯籠に導かれて朦朧とあらわれる旗本の娘お露。その綺麗なこというばかりもなく、綺麗ほどなお怖い。美しい死霊お露と新三郎の夜毎の逢引き…。三遊亭円朝の落語で知られる名作『怪談牡丹燈籠』をたどる本書は、江戸時代初期の物語集『伽婢子』の一篇である「牡丹灯籠」、岡本綺堂訳による原話「牡丹灯記」のほか、江戸時代の百物語怪談から灯籠のないバージョンに鳥山石燕の描く「骨女」も紹介。円朝口演『怪談牡丹燈籠』は怪談部分を収録しその怖さを分析、また円朝に影響を与えたとされる幕末の世間話を復刻する。美しい死霊と美男の妖しく怖ろしい恋物語。その起源から幕末の名作まで、「牡丹灯籠」づくしの巻。

目次

  • 第1章 美しき怪談・牡丹灯籠
  • 第2章 浅井了意「牡丹灯籠」
  • 第3章 「牡丹灯籠」の原話「牡丹灯記」
  • 第4章 百物語の牡丹灯籠
  • 第5章 骨女の怪奇とエロス—骸骨と幽霊の「牡丹灯籠」
  • 第6章 円朝口演『怪談牡丹燈籠』
  • 第7章 『怪談牡丹燈籠』を読む—お露の恋着と良石の悪霊祓い
  • 第8章 深川北川町の米屋の怪談—『漫談 江戸は過ぎる』より

「BOOKデータベース」 より

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