書誌事項

老子 : 現代語訳

保立道久訳・解説

(ちくま新書, 1348)

筑摩書房, 2018.8

タイトル別名

現代語訳老子

タイトル読み

ロウシ : ゲンダイゴヤク

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注記

参考とした注釈書: p440

図版出典一覧: p441

内容説明・目次

内容説明

中国古代の社会に深く根ざした『老子』。そのテクストは、人の生死を確かな目で見つめ、宇宙と神話の悠遠な世界を語り、世のために恐れずに直言する、苛烈な戦国時代を生きた一人の思想家の姿を伝えている。この大古典を少しでも読みやすく、深く味わうために、本書はテーマによって内容を整理し、謎に包まれたテクストを明快に解きほぐす。二千年以上も読み継がれてきた中国の精髄へ、大胆かつ精密に接近し、そこに日本の神話と神道の原型を発見する。

目次

  • 序 老子と『老子』について
  • 第1部 「運・鈍・根」で生きる(じょうぶな頭とかしこい体になるために;「善」と「信」の哲学;女と男が身体を知り、身体を守る;老年と人生の諦観)
  • 第2部 星空と神話と「士」の実践哲学(宇宙の生成と「道」;女神と鬼神の神話、その行方;「士」の矜持と道と徳の哲学;「士」と民衆、その周辺)
  • 第3部 王と平和と世直しと(王権を補佐する;「世直し」の思想;平和主義と「やむを得ざる」戦争;帝国と連邦制の理想)

「BOOKデータベース」 より

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