台湾の日本仏教 : 布教・交流・近代化

書誌事項

台湾の日本仏教 : 布教・交流・近代化

柴田幹夫編

(アジア遊学, 222)

勉誠出版, 2018.8

タイトル別名

台湾の日本仏教 : 布教交流近代化

タイトル読み

タイワン ノ ニホン ブッキョウ : フキョウ コウリュウ キンダイカ

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注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

日台双方の視点から植民地期の布教を再検討する—一八九五年から一九四五年までの日本統治時代に曹洞宗、真言宗、浄土真宗、本願寺派、大谷派などの仏教教団各宗派が展開した布教活動に焦点を当てる。従軍布教をはじめ、病気平癒を求める現世利益的な行動のほか、救済・医療・教育・出版など多様な活動を通じた布教方法の実態を考察。さらに本願寺の大谷光瑞の活動を通じて、台湾の産業化、近代化の様相を明らかにする。

目次

  • 1 植民地台湾の布教実態(日本統治時代の台湾における仏教系新宗教の展開と普遍主義—本門仏立講を事例として;「廟」の中に「寺」を、「寺」の中に「廟」を—『古義真言宗台湾開教計画案』の背景にあるもの;真宗大谷派の厦門開教—開教使神田恵雲と敬仏会を中心に ほか)
  • 2 植民地台湾の日本仏教—多様な活動と展開(一九三五年新竹・台中地震と日本仏教;日治時代台湾における日本仏教の医療救済;台北帝国大学南方人文研究所と仏教学者の久野芳隆 ほか)
  • 3 台湾の近代化と大谷光瑞(大谷光瑞と「熱帯産業調査会」;台湾高雄「逍遙園」戦後の運命;台湾の大谷光瑞と門下生「大谷学生」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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