自由という牢獄 : 責任・公共性・資本主義
著者
書誌事項
自由という牢獄 : 責任・公共性・資本主義
(岩波現代文庫, 学術 ; 389)
岩波書店, 2018.9
- タイトル別名
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自由という牢獄 : 責任公共性資本主義
- タイトル読み
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ジユウ ト イウ ロウゴク : セキニン・コウキョウセイ・シホン シュギ
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注記
2015年2月24日刊(岩波書店)の文庫化
文献: p313-318
内容説明・目次
内容説明
個人の自由こそが最大の価値であるリベラルな社会においても、実際はさまざまな意味でそれが空虚なものとなっている。そんな「自由という名の牢獄」から、私たちはどうやって抜け出すことができるのか。本書は、責任・公共性・資本主義との関係から、自由という概念そのものを鍛え直し、変形し、その限界を克服するための探究である。河合隼雄学芸賞受賞作。
目次
- 第1章 自由の牢獄—リベラリズムを超えて(リベラリズムの時代;自由の困難 ほか)
- 第2章 責任論—自由な社会の倫理的根拠として(責任の不発化;リスク社会 ほか)
- 第3章 “公共性”の条件—自由と開放をいかにして両立させるのか(幽霊という敵;現れの空間 ほか)
- 第4章 不・自由を記述する赤インク(不・自由を伝える赤インクがない;資本主義における格差問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より