カント哲学の核心 : 『プロレゴーメナ』から読み解く

Bibliographic Information

カント哲学の核心 : 『プロレゴーメナ』から読み解く

御子柴善之著

(NHKブックス, 1252)

NHK出版, 2018.9

Other Title

カント哲学の核心 : プロレゴーメナから読み解く

Title Transcription

カント テツガク ノ カクシン : 『プロレゴーメナ』カラ ヨミトク

Available at  / 205 libraries

Description and Table of Contents

Description

哲学史上の最難関『純粋理性批判』は刊行当時から難解とされた。無理解に憤ったカントはみずから要約版『プロレゴーメナ』を書き、以後この本が、初学者にもっとも薦められる入門書とされてきた。本書は『プロレゴーメナ』を読みながらカント哲学の根本を学んでいく。カントの何が新しかったのか?感性・悟性・理性とは何か?なぜひとは神の存在を考えるのか?なぜその答えは得られないのか?身近なたとえから説き起こし、カントの文章にじっくり向き合いながら有名な「コペルニクス的転回」の真価、「批判哲学」の使命を理解する。比類ない精確な読みへと読者を導く、王道のカント哲学入門書。

Table of Contents

  • 第1章 「序文」からカントの自負を読む
  • 第2章 「緒言」からカントの問い方を読む—『プロレゴーメナ』校訂の問題
  • 第3章 「数学」がどうして可能なのかを問うてみる—感性論は論理学の外部
  • 第4章 「自然科学」がどうして可能なのかを問うてみる—超越論的論理学とは
  • 第5章 コペルニクス的転回の射程
  • 第6章 独断論的な形而上学を批判する
  • 第7章 理性の限界を見定める
  • 第8章 カント自身の「答え」を確認する

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Details

  • NCID
    BB26820055
  • ISBN
    • 9784140912522
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    286p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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