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日本人と中国故事 : 変奏する知の世界

森田貴之, 小山順子, 蔦清行編

(アジア遊学, 223)

勉誠出版, 2018.9

タイトル読み

ニホンジン ト チュウゴク コジ : ヘンソウ スル チ ノ セカイ

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注記

参考・引用文献: 論文末

内容説明・目次

内容説明

日本の文学作品に多種多様に取り入れられてきた漢故事(=中国故事)。漢故事は日本においてどのように語られ、どのように学ばれ、ぞしてどのように拡大していったのか。時代やジャンルを超えた様々な視点から見つめることで、融通無碍に変奏する“知”の世界とその利用を切り拓く。

目次

  • 第1部 歌われる漢故事—和歌・歌学(「春宵一刻直千金」の受容と変容;亀の和歌に見られる「蓬莱仙境」・「盲亀浮木」などの故事について ほか)
  • 第2部 語られる漢故事—物語・説話(『伊勢物語』第六十九段「狩の使」と唐代伝奇;『源氏物語』胡蝶巻における風に吹かれる竹 ほか)
  • 第3部 座を廻る漢故事—連歌・俳諧・俳文(故事と連歌と講釈と—『故事本語本説連歌聞書』;「負日」の系譜—「ひなたぼこ」の和漢 ほか)
  • 第4部 学ばれる漢故事—日本漢文・抄物・学問(平安朝の大堰川における漢故事の継承;中世後期の漢故事と抄物 ほか)
  • 第5部 拡大する漢故事—思想・芸能(花園院と「誠太子書」の世界;李広射石説話と能『放下僧』—蒙求古注からの展開 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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