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宇沢弘文の数学

小島寛之著

青土社, 2018.9

タイトル読み

ウザワ ヒロフミ ノ スウガク

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内容説明・目次

内容説明

戦後を代表する経済学者、宇沢弘文の打ち立てた「社会的共通資本」とは、人間に不可欠の基盤的装置、市場取引や競争に委ねることが許されない資本の総称であった。数学もまた、社会的共通資本ではないか。宇沢理論を引き継いだ「小野理論」や「帰納的ゲーム理論」を紹介しながら、技術性に偏りすぎた数学の壁を乗り越える。宇沢弘文に親炙した著者による、数学と経済学のリハビリテーション。

目次

  • 第1章 ケインズから宇沢弘文へ
  • 第2章 宇沢弘文は何を主張したのか
  • 第3章 社会的共通資本としての数学
  • 第4章 統計学は世界を変え得るのか?
  • 第5章 ゲーム理論の原点回帰
  • 第6章 二一世紀の宇沢理論—小野理論・帰納的ゲーム理論・選好の内生化

「BOOKデータベース」 より

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