カトリック信徒の移動とコミュニティの形成 : 潜伏キリシタンの二百年

書誌事項

カトリック信徒の移動とコミュニティの形成 : 潜伏キリシタンの二百年

叶堂隆三著

九州大学出版会, 2018.9

タイトル読み

カトリック シント ノ イドウ ト コミュニティ ノ ケイセイ : センプク キリシタン ノ ニヒャクネン

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文献一覧: p417-421

内容説明・目次

内容説明

「世界文化遺産」の由緒を社会学の視点から解明。長崎の潜伏キリシタン、長き「旅」の足跡を辿る。潜伏キリシタンとその子孫の二百年にわたる移住の足跡を辿り、「キリシタン・ロマン」の霧に隠れた信徒の生活と信仰を明らかにする。

目次

  • 第1章 長崎のカトリック信徒の移動—他出の背景とコミュニティ志向性
  • 第2章 西彼杵半島と第1次移住地—移住世帯の母郷と江戸期の移住地
  • 第3章 長崎市の半島と長崎港外の島嶼—佐賀藩領の第1次移住地
  • 第4章 平戸島への移住と居住地の展開—第2次移住地と新たな移住の発生
  • 第5章 北松浦半島への移住と居住の展開—第2次移住地と生産基盤の転換
  • 第6章 教役者主導の開拓移住とその展開—第3次移住地と第4次移住地
  • 第7章 都市(近郊)への農業移住と炭鉱における家族形成—第3次移住地
  • 第8章 第二次世界大戦前の国の政策と開拓移住—第4次移住地
  • 第9章 第二次世界大戦後の農業政策・地域政策と移住・集落移転—第4次移住地
  • 第10章 結論—カトリック信徒の移動における類縁関係の関与とモダニティ

「BOOKデータベース」 より

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