明治期の立憲政治と政党 : 自由党系の国家構想と党史編纂

書誌事項

明治期の立憲政治と政党 : 自由党系の国家構想と党史編纂

中元崇智著

吉川弘文館, 2018.10

タイトル読み

メイジキ ノ リッケン セイジ ト セイトウ : ジユウトウケイ ノ コッカ コウソウ ト トウシ ヘンサン

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注記

博士論文『栗原亮一の「通商国家構想」と経済政策 : 自由党系「土佐派」の国家構想と政策立案過程』(名古屋大学, 2006年提出) の一部に、現在までに発表してきた論文を加え、II部構成としたもの

人名索引: 巻末p1-5

内容説明・目次

内容説明

帝国議会の開設後、対立と妥協を繰り返した藩閥政府と政党は、ついに手を結んだ。その発端となったのが、板垣退助率いる自由党系土佐派であった。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。

目次

  • 課題と方法
  • 第1部 自由党系土佐派の国家構想と経済政策(板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開;栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画;栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」;隈板内閣前後における経済政策の展開—自由党系土佐派の外資輸入論を中心に)
  • 第2部 『自由党史』の成立過程と歴史観(板垣退助の政界引退と『自由党史』;日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』;『自由党史』の編纂方針と記述の変容;土佐派「明治維新観」形成と『自由党史』—西郷隆盛・江藤新平像の形成過程を中心に;光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立;板垣退助岐阜遭難事件の伝説化—『自由党史』における記述の成立過程を中心に)
  • 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB26901758
  • ISBN
    • 9784642038782
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    7, 293, 5p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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