揺れ動く「保守」 : 現代アメリカ文学と社会
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書誌事項
揺れ動く「保守」 : 現代アメリカ文学と社会
春風社, 2018.9
- タイトル別名
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揺れ動く〈保守〉 : 現代アメリカ文学と社会
揺れ動く保守 : 現代アメリカ文学と社会
- タイトル読み
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ユレウゴク「ホシュ」 : ゲンダイ アメリカ ブンガク ト シャカイ
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注記
シンポジウム「現代アメリカ小説における「保守」の諸相」(期日・会場: 2016.12.10・日本アメリカ文学会東京支部)での議論を拡充するもの
文献あり
収録内容
- はしがき--トランプ現象と、現代アメリカ文学の「保守(性)」について語ること / 山口和彦著
- 姉妹の選択 : モリスンの『ホーム』にみる「保守」としてのセルフ・ヘルプ / 深瀬有希子著
- ニューディールと「保守」の倫理 : コーマック・マッカーシーの『果樹園の守り手』における市民的反抗の精神 / 山口和彦著
- 失われた学費 : ウィラ・キャザー「オールド・ミセス・ハリス」と左派批評 / 山本洋平著
- 老兵死す : ヘミングウェイの『河を渡って木立の中へ』と冷戦 / 辻秀雄著
- ジョン・オカダ『ノー・ノー・ボーイ』論 : アメリカ社会の主流とマイノリティの境界 / 安原義博著
- ブルース・スプリングスティーンの複眼的視線 : デューイ、スタインベック、ガスリー、そしてスプリングスティーンへ / 遠藤朋之著
- カーソン・マッカラーズと少女の夢 : 『結婚式のメンバー』における保守とリベラル / 佐々木真理著
- 冷戦終結とジョン・アップダイク的中産階級の変質 : 9・11後のネオコンとネオリベラリズムの時代への応答 / 中谷崇著
- 戯れるアトムとイヴ : ボビー・アン・メイソンの南部原発小説『アトミック・ロマンス』 / 渡邉真理子著
- 囁き続ける水滴 : ドン・デリーロ『ゼロK』における「生命の保守」 / 渡邉克昭著
- あとがき--「ネオコン」と「ネオリベラリズム」と「ポスト・トゥルース」の時代における「文学」の意義 / 中谷崇著
内容説明・目次
内容説明
トランプ現象に見られる混迷と分裂の時代に、文学はどう対峙するのか?トニ・モリスンからドン・デリーロまで、現代アメリカ文学に描かれた「保守」(conservative)なるものの諸相について多角的に考察する。
目次
- はしがき—トランプ現象と、現代アメリカ文学の「保守(性)」について語ること
- 姉妹の選択—モリスンの『ホーム』にみる「保守」としてのセルフ・ヘルプ
- ニューディールと「保守」の倫理—コーマック・マッカーシーの『果樹園の守り手』における市民的反抗の精神
- 失われた学費—ウィラ・キャザー「オールド・ミセス・ハリス」と左派批評
- 老兵死す—ヘミングウェイの『河を渡って木立の中へ』と冷戦
- ジョン・オカダ『ノー・ノー・ボーイ』論—アメリカ社会の主流とマイノリティの境界
- ブルース・スプリングスティーンの複眼的視線—デューイ、スタインベック、ガスリー、そしてスプリングスティーンへ
- カーソン・マッカラーズと少女の夢—『結婚式のメンバー』における保守とリベラル
- 冷戦終結とジョン・アップダイク的中産階級の変質—9・11後のネオコンとネオリベラリズムの時代への応答
- 戯れるアトムとイヴ—ボビー・アン・メイソンの南部原発小説『アトミック・ロマンス』
- 囁き続ける水滴—ドン・デリーロの『ゼロK』における「生命の保守」
「BOOKデータベース」 より