精神科クリニックにおける精神療法 : 認知行動療法・マインドフルネス・森田療法をむすぶ弁証法的治療

書誌事項

精神科クリニックにおける精神療法 : 認知行動療法・マインドフルネス・森田療法をむすぶ弁証法的治療

内村英幸, 竹田康彦編著

金剛出版, 2018.8

タイトル別名

Psychotherapy in psychiatric clinic

精神科クリニックにおける精神療法 : 認知行動療法マインドフルネス森田療法をむすぶ弁証法的治療

タイトル読み

セイシンカ クリニック ニ オケル セイシン リョウホウ : ニンチ コウドウ リョウホウ マインドフルネス モリタ リョウホウ オ ムスブ ベンショウホウテキ チリョウ

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注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

近年、社会構造の変化に伴って若者の精神構造も変化し、不安耐性の低い未熟化した若者が増加してきたという。虚構の自己像をもつ社会的引きこもりや言葉を失った摂食障害など精神科クリニックを訪れる若者にどのように手をさしのべればよいのか。森田療法と行動療法を専門とする著者らが、否定的自己と誇大的自己、自己と他者・環境、心と身体、また、認知・行動療法と森田療法といったさまざまな二律背反的二項を統合する弁証法的治療を目指した精神科クリニックでの実践記録。

目次

  • 第1部 弁証法的治療の実践(森田正馬と家族療法—家族的治療構造;家族的治療構造をもつ森田療法的ショートケア;誇大的自己をもつ社会的引きこもりの社交恐怖症は森田神経質の現代版か—Kohutの自己愛の病理と家族的治療の場;クリニックでのマインドフルネス・森田療法—直感で行動;母子間の「とらわれ」によって衝動コントロールができなくなった人たち ほか)
  • 第2部 心と身体をむすぶ弁証法的身体論(弁証法としての森田療法—身体知とカオス;「純な心・一次感情」と「行動・作業」の認知プロセスについて—システム現象学との呼応;発達的身体論の概要と神経基盤;心としての身体技法と神経基盤;薬物療法と精神療法の意味—弁証法的治療へ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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