「身体 (からだ) を売る彼女たち」の事情 : 自立と依存の性風俗
著者
書誌事項
「身体 (からだ) を売る彼女たち」の事情 : 自立と依存の性風俗
(ちくま新書, 1360)
筑摩書房, 2018.10
- タイトル別名
-
身体を売る彼女たちの事情 : 自立と依存の性風俗
「身体を売る彼女たち」の事情 : 自立と依存の性風俗
- タイトル読み
-
「カラダ オ ウル カノジョ タチ」ノ ジジョウ : ジリツ ト イゾン ノ セイフウゾク
大学図書館所蔵 件 / 全169件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
なぜ彼女たちは、JKリフレやデリヘルで働くのだろうか?風俗で働く女性のための生活・法律相談窓口「風テラス」に寄せられる彼女たちの悩みは背景には、若者の貧困、DVや虐待などの家庭問題、ワーキングプア、見えづらい障害や病気など、複雑な社会課題が絡み合っている。そうした課題を解決するために彼女たちが選んだJKリフレやデリヘルの世界には、一度足を踏み入れると抜け出しにくい構造がある。自助と公助の狭間に落ち込んでしまった彼女たちが集う「いびつな共助」としての性風俗の世界を描き出し、自己責任論と感情論に満ちた社会に風穴をあける一冊。
目次
- 第1章 「JKリフレ」という駆け引きの世界(「いくらで」「どこまで」やるかは、私が決める;「少女」と「大人」の狭間にある金脈 ほか)
- 第2章 「風俗嬢」はこうして生まれる(生活保護はデリヘルに勝てない?;家族から逃れるために ほか)
- 第3章 デリヘルの居心地がよい理由(彼女たちを守る「見えない」事務所;「助け合い」の果てに)
- 第4章 性風俗で働くことの本当の怖さ(共助の中で生みだされる落とし穴;自分も外の世界も透明になる;「すべて現金化できる」という魔力;消えない過去から逃げられない ほか)
- 第5章 ライ麦畑のサバイバル・ガイド
「BOOKデータベース」 より