ドルと紙幣のアメリカ文学 : 貨幣制度と物語の共振

書誌事項

ドルと紙幣のアメリカ文学 : 貨幣制度と物語の共振

秋元孝文著

彩流社, 2018.10

タイトル別名

American fiction and changes in the American currency system

タイトル読み

ドル ト シヘイ ノ アメリカ ブンガク : カヘイ セイド ト モノガタリ ノ キョウシン

大学図書館所蔵 件 / 103

この図書・雑誌をさがす

注記

参考・引用文献: p272-287

内容説明・目次

内容説明

たった一枚の紙幣にも、膨大な情報が詰まっていて、無限の「読み」の可能性を提供してくれる。ドルという紙幣とアメリカ文学作品の双方が、いずれも紙を媒介として、いかなるストーリーを紡いできたのか?

目次

  • 序章 ドルと紙幣のアメリカ文学—アメリカ紙幣と同時代文学の共振
  • 第1章 J.S.G.ボッグスについて—紙幣と文学の比較研究のために
  • 第2章 複製への抵抗—バートルビーと貨幣、そして解釈
  • 第3章 『ぼろ着のディック』の見た目/出現—読むこと、読まれることと社会的上昇
  • 第4章 トウェインの書いたグラントのサイン—「どちらが夢か?」とサイン・主体・金銀複本位制
  • 第5章 紙の上のエメラルド・シティ—『オズの魔法使い』と紙幣制度
  • 第6章 ジャック・ロンドン有限会社—『暗殺局』における作者と資本主義
  • 第7章 広告に似る男—『グレート・ギャッツビー』と時間と貨幣
  • 第8章 ウィリアム・バロウズは地域通貨の夢を見るか?—紙幣に見るアメリカのグローバリゼーションとオルタナティヴ
  • 第9章 (E)X Marks the Spot—ポール・オースター『ブルックリン・フォリーズ』と9・11後のリアリティ
  • おわりに アメリカ紙幣は多様化できるのか?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ