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堀田善衞を読む : 世界を知り抜くための羅針盤

池澤夏樹 [ほか] 著 ; 高志の国文学館編

(集英社新書, 0952F)

集英社, 2018.10

タイトル読み

ホッタ ヨシエ オ ヨム : セカイ オ シリヌク タメ ノ ラシンバン

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注記

その他の著者: 吉岡忍, 鹿島茂, 大高保二郎, 宮崎駿

著者「大高保二郎」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

【年表】堀田善衞の足跡: p206-211

内容説明・目次

内容説明

南京虐殺事件を中国の知識人の視点から記した『時間』、時代を冷静に見つめる観察者を描いた『方丈記私記』『ゴヤ』などの評伝、『インドで考えたこと』『上海にて』などアジア各国を歴訪して書いた文明批評など、数多くの優れた作品を残した作家、堀田善衞(一九一八〜一九九八)。堀田が描いた乱世の時代と、そこに込めた思いは、混迷を極める現代社会を生きる上での「羅針盤」として、今なお輝きを放つ。堀田作品は、第一線で活躍する創作者たちにも多大な影響を与え続けている。堀田を敬愛する池澤夏樹、吉岡忍、鹿島茂、大高保二郎、宮崎駿が、堀田善衞とその作品の魅力、そして今に通じるメッセージを読み解く。

目次

  • はじめに 『方丈記私記』から
  • 第1章 堀田善衞の青春時代
  • 第2章 堀田善衞が旅したアジア
  • 第3章 「中心なき収斂」の作家、堀田善衞
  • 第4章 堀田善衞のスペイン時代
  • 第5章 堀田作品は世界を知り抜くための羅針盤
  • 終章 堀田善衞二〇のことば
  • 年表 堀田善衞の足跡
  • 付録 堀田善衞全集未収録原稿—『路上の人』から『ミシェル 城館の人』まで、それから…

「BOOKデータベース」 より

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