経済学者はこう考えてきた : 古典からのアプローチ

書誌事項

経済学者はこう考えてきた : 古典からのアプローチ

根井雅弘著

(平凡社新書, 893)

平凡社, 2018.10

タイトル別名

経済学者はこう考えてきた : 古典からのアプローチ

タイトル読み

ケイザイ ガクシャ ワ コウ カンガエテ キタ : コテン カラノ アプローチ

注記

読書案内: p259-277

内容説明・目次

内容説明

マルクスの『資本論』は、資本主義崩壊の論理を解明し、ケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』は、マクロの経済安定を図る「有効需要の原理」を確立した。制度化された現代の経済学教育では、こうした古典的な考えは重視されない。しかし今でも、経済危機が訪れるたびに過去に解を求めるのは、時代を画した優れた経済理論の根底には必ず、確たる思想があるからだろう。経済学の古典的名著から学ぶ意義は、現代においても、決して色あせることはない!

目次

  • 第1章 資本主義とは何か(疎外された労働—マルクス;有効需要の原理—ケインズ;隷属への道—ハイエク)
  • 第2章 経済学はどのように教育されてきたか(サムエルソン『経済学』の登場;教科書にみる現代経済学の変遷;現代経済学の新潮流)
  • 第3章 教科書に馴染まなかった人たち(誤解されるシュンペーター;大衆に愛されたガルブレイス;金融危機のたびに思い出されるミンスキー)
  • 第4章 経済学者の思考法を比較する(マーシャルとワルラス;ケインズとカレツキ;シュンペーターとケインズ)
  • 第5章 自伝を読む(ワルラスの自伝;ミルの自伝;ロビンズの自伝)
  • 付録 読書案内

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB27015291
  • ISBN
    • 9784582858938
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    277p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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